ロギール アウテンボーガルト展 『和紙の世界』

ロギール アウテンボーガルト展

和紙の世界

2015.12.04 - 2015.12.26
展示会時間:11:00〜23:00
*日曜日及び祝日は休館日です

ABOUT

私たちは、千年の歴史を持つ伝統的な日本の和紙である土佐和紙の繊細な質感と温かみを際立たせた、アウテンボガルデ氏の素晴らしい作品を紹介できることを光栄に思っています。この和紙は、品質の高さと多様性で知られており、清流・仁淀川などで生産され、土佐の主要な特産品です。

12月4日(金)より、手すき和紙作家ロギール・アウテンボーガルド氏の作品展を開催いたします。
本展では、高知県の伝統的な「土佐和紙」をベースに、和紙と藁を使用したペンダントライト、草花を漉き込んだ和紙のスタンドライト、コットンペーパーとの融合で和紙の魅力を引き出した平面作品等、アウテンボーガルト氏の和紙の世界感をお楽しみ頂けます。

人と自然との関わりから生まれてくる美しい形や色をインスピレーションとした作品の数々を是非お楽しみください。

【概要】
ロギール アウテンボーガルト:和紙の世界
日時:12月4日(金)~12月26日(土) 11:00~23:00 (日曜・祝日休み)
場所:ART FOR THOUGHT/アートフォーソート(中央区銀座8-10-4和孝銀座8丁目ビル1F )

ロギール アウテンボーガルト Rogier Uitenboogeaart
かみこや代表/手漉き和紙作家/土佐の匠/高知工科大学客員教授
1981年から高知県いの町にて原料栽培からの伝統的土佐手漉和紙の制作を始める。2007年に土佐の匠に認定される。ヨーロッパの伝統的な手漉き紙であるコットンペーパーの制作も手掛け、和紙とコットンペーパーの融合など、和紙・手漉き紙の魅力を追及している。高知県梼原町にて和紙&紙漉き体験民宿『かみこや』を経営。

土佐和紙について
やさしい手ざわりとあたたかな風合いの「土佐和紙」。その歴史は、さかのぼること約1000年前。平安時代に編纂された「延喜式」に献上品として土佐和紙の名が出ていることから、その当時から和紙がつくられていたと考えられます。仁淀川をはじめとした豊かな清流のもと、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)などの原料の生産や抄紙技術とともに発展し、土佐の主要な特産品としてその歴史を刻んできました。種類の豊富さと品質の良さは有名で、近年では国際版画トリエンナーレ展の出品に土佐和紙を使う応募者が増えています。いまなお、全国でも和紙作りの盛んな県として、その伝統が守り継がれています。

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