山浦のどか

夜と、少しの朝の気配。

2024.07.27 - 2024.08.29

ART FOR THOUGHT(アートフォーソート)では “the foundry” シリーズ vol. 6として、山浦のどか「夜と、少しの朝の気配。」展を開催します。

朝と夜、美しさと畏怖、可視と不可視──作家が夜桜を通して垣間見た感性は、既知を繊細に解きほぐしやわらかな知覚を呼び覚まします。

和紙と出会い徳島に移住したことで見えてきた環世界を、現代の感性で探る作家の新作を、ぜひご鑑賞ください。

— “the foundry” シリーズとは —

”the foundry”は、日本の伝統工芸と現代美術を掛け合わせた表現に挑む若手作家を紹介する展覧会シリーズです。

元来、日本美術は生活の道具としての側面も持っていました。生活用品や調度品として季節や思想を部屋に取り入れ、日常をそっと異化しふくよかにしてくれるものでした。本シリーズは、繰り返される毎日を豊かに心地よく送るために、そうした暮らしのための実装を現代社会に再提示していく試みです。

銀座は、かつて江戸時代に銀貨を鋳造し生活の潤滑油として浸透させてきた場所でした。日本の伝統技術と現代アートの表現性によって、いまいちど用の美としての日本美術を鋳造していく––そんな静かな挑戦が、はじまります。