斉藤弘久版画展 “Which way”

斉藤弘久版画展

Which way

2017.03.22 - 2017.04.01
展示会時間:11:00〜18:00
*日曜日及び祝日は休館日です

ABOUT

2017年3月22日(火)~4月1日(土)まで、斉藤弘久版画展 “Which way”を開催いたします。
今回の展示では、80年代から取り組まれている原発シリーズや仏教の逸話や食物連鎖などをテーマとた作品の展示となります。
是非この機会にご高覧頂ければ幸いです。

長年、東京藝術大学等で印刷技術の指導に携わられ、木版画、銅版画,リトグラフ、シルクスクリーンからデジタルプリントまで多岐にわたる高い技術力と熱心なご指導で教授や学生の信頼を集めてきた斉藤氏。
40年近くにも及ぶ版画との歩みによって生み出された独自の手法により、近年では版画家としても積極的な制作活動をされています。

ブッダが掘り起こされた土の中の虫を、小鳥がついばみ虫の食われる様を見て、痛手を覚え
「あわれにも生き物は互いに喰み合う」と言われたことがずっと私の中で問答され続けています。
強い立場の者と弱い立場の者、80年代核の恐ろしさを改めて知ったにもかかわらず、昨今改めて
その脅威を感じています。大きな流れの中で常に根底にある一市民、その思いを今回は「眼差し」
という形でも表現してみました。

SOLO EXHIBITIONS

1959  さいたま市生(旧浦和市)
1981  日大芸術学部絵画卒
1982  個展(西銀座画廊)期待の新人作家賞展 優秀賞(りゅう画廊)
1983  日大芸術学部芸術研究所修了
1983  赤川版画工房入社 個展(泉画廊)
1984  サイトウ・グラフィック・アーツ設立 今日の版画展(埼玉県立近代美術館)
1985  東京藝大デザイン科平面工房助手〜89 埼玉県版画家協会展 会員として以後毎年
     日動版画グランプリ出品 リュブリアナ国際版画ビエンナーレ(旧ユーゴスラビア)
1987  沖縄県立芸術大学デザイン科非常勤講師 個展(泉画廊)
1989  文化庁在外研修員として渡米シルクスクリーンを学ぶ
1991  ギャラリー ルティマ 3人展 ロサンゼルス 帰国 インターレップス入社
HONDAツインリンク茂木企画に参加
1993  東京藝術大学デザイン科非常勤講師 平面工房 現在に至る
2010  新構造社出品 上野の森美術館
2012  新構造社出品 東京都美術館 以後毎年 版のカタチ展 ギャラリー志門
2013  新構造社東京展 新国立美術館 以後毎年
2014  個展 ART FOR THOUGHT
2016  郡山女子大学短期大学部 生活芸術科 教授
2016  福島県水彩画会展 特選

新構造社会員  埼玉県美術家協会会員 埼玉県版画家協会会員 福島水彩画会会友
展覧会一覧ページへ