Ballet Scenes III

アート・フォー・ソウトは、山本スミレさんの「バレエシーンIII-踊り手の視点から描かれたバレエの絵画」という見事な個展を2014年9月15日から9月27日まで開催し、誇りに思っています。山本さんはかつてのバレエソリストであり、オイル画や水彩画でバレエの魅力的な世界を描き出しています。彼女ならではの視点は、バレエのパフォーマンスの優雅さと美しさだけでなく、準備の舞台裏での親密な瞬間も捉えており、観客にダンサーの世界を垣間見る機会を与えています。山本さんは1955年に東京で生まれ、4歳からクラシックバレエを始め、1974年から1989年まで「百恵ちゃんバレエ団」でソロイストとして活躍し、「白鳥の湖」の2羽の白鳥など多くのソロを踊りました。団を退団後、山本さんは絵画に情熱を注ぎ、現在では「イラストを描くバレリーナ」として知られています。彼女は武蔵野美術大学油画科を卒業し、1996年以降稲葉幸子さんによる水彩画の勉強を続けています。この真のアーティストが描くバレエの世界を見逃さないようにしてください。