CRAFCULT『祭壇-SAIDAN-』

CRAFCULT

『祭壇-SAIDAN-』

2024.05.24 - 2024.06.15
11:00 -19:00 (Closes at 17:00 on Saturdays)
*Closed on Sundays, Mondays & Public Holidays

ABOUT

ART FOR THOUGHT(アートフォーソート)ではthe foundryシリーズ vol. 5として、CRAFCULTによる展覧会『祭壇(saidan)』を開催します。

CRAFCULTは、福岡県八女市で創業200年の提灯屋「伊藤権次郎商店」の8代目・伊藤博紀が代表を務めるクリエイティブ・ユニットです。伝統工芸としてつくる傍ら、提灯の現代的な表現を発表し続けています。

ARTIST STATEMENT

今回の新作シリーズ「KUUMON」では、日本の家系を表す伝統的な家紋を”祭壇”で祀りつつポップ・カルチャーと掛け合わせることで、再構築しました。

古くから日本人が継いできたものの現代では希薄となりつつある家紋。それをキャッチーに表現することで、現代におけるアイデンティティの表象を問題提起します。ぜひふるってご鑑賞ください。

作家名    

CRAFCULT

職業

現代提灯職人・クリエイティブディレクター

プロフィール

福岡県八女市出身。創業江戸時代末期1815年(文化12年) 九州最古のちょうちん屋である伊藤権次郎商店の8代目。

株式会社クラフカルト 代表取締役。

提灯を伝統的工芸品としてだけではなく、空間演出・現代アートと新たな可能性が広がるフィールドへと昇華している。

活動・賞歴等

博多総鎮守 櫛田神社にオリジナル提灯奉納/US Disney製作の実写映画の美術セットの製作/UK Netflixオリジナル映画の美術セットの製作/ハワイ ワイキキショッピングプラザ フードエリア演出装飾など。

伝統工芸品である八女提灯の作り手として伝統を守りながら、世界的に有名な映画の美術セットや海外商業施設、イベント演出や装飾、インテリア等に展開するなど、新たな提灯の可能性を広げる活動にも精力的に力を注いでいる。数百の神社への提灯奉納、商店の看板や室内提灯、ディズニー映画の提灯演出など実績多数。2021年にアート活動を主軸とした事業を展開する株式会社クラフカルトを創業。メイン作品は妖怪提灯、その他アーティストとコラボした作品を展開。

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